特集 今月のプーケット
プーケット 極上ダイニング2011
料理はもちろんのこと、個性的なレストランが増えて
いる2011年。『プーケットの食』を堪能してみよう!
パラッゾシアターレストラン 多国籍なスペクタルショーと豪華ディナーの3時間半
ブルーエレファント ノスタルジックなオールドプーケットと地元の素材を生かしたタイ王宮料理
サルバトーレ 在住外国人にも人気の老舗イタリアン
ナインスフロア シーフードとスイスの名物料理。日本人好みのさっぱり風味
バーンリムパ パトンとカリムビーチを一望するパノラミックビュー。タイ王宮料理ディナー
ダ モリッツィオ ニューイタリア人シェフ・パオロの本格イタリアン
ジョーズダウンステアーズ 非日常を過ごしてみたいときに。 ジョーズでの昼下がり
ジョールイス バンコクの人気タイ料理店、 プーケットに上陸
Palazzo Theater&Restaurant- パラッゾシアター&レストラン /ディナーショー
多国籍なスペクタルショーと豪華ディナーのエキサイティング
な3時間半。
本格的なシアターレストラン・パラッゾが今シーズンオープ ンした。世界中から集められたエンターテイナーが繰り広げる ショーを見ながら豪華なディナーを楽しむという、プーケットでは初のもの。日本ではディナーショーというでしょうか。
率直にいって、見入ってしまいました。オペラ歌手、ロシア 人のバレエ風アクロバット、中国風サーカス、マリリンモンローのアクロバット、火を吹くマジシャン、アフリカ人のストリ ートパフォーマンス、コメディタッチのフラフープなど、ほんとうに盛りだくさん。5コースのお料理だって、演技の合間合間にまるでショーのひとつかのように客のテーブルにサーブさ れます。VIP席の人には、エンターテイナーが自らディナーをサーブ。これはけっこううれしいんじゃないかと思います。
お料理も洗練されたきっちりしたもので高級感があります。シ ョーは3時間半。一見長いようですが、あっという間でした。 レストラン内は赤基調のノスタルジックな雰囲気。250席と こじんまりとしているので、見ている側も臨場感があってより 楽しめます。日本ではあまり見ることができないショーかもっ て思います。こどもたちにはさらにショーの間に、アイスクリ ームのプレゼントがあります!


ロブスタービスク(スープ)、牛のカルパッチョにトビコのせ。焼いたエビとホタテクの卵めん巻き。


ダックのパイ包み。パイナップルソース添え。クリームチーズムースのドラゴンフルーツソース。5コースディナーは豪華で、食事としても十分満足できる。ベジタリアンメニューもリクエスト可。

(営)火~日曜。19:30開演
Tel:076-202277(予約は15時まで)
大人3200B 子供(4~12歳)1900B。カトゥ・ケーブルスキーそば
Blue Elephant - ブルーエレファント / タイ王宮料理

ノスタルジックなオールドプーケットと地元の素 材を生かしたタイ王宮料理を豪邸で楽しむ
タウンの『オールドプーケット』と呼ばれるエリアの中心で
あるクラビ通りにあるシノポルトギース様式のお屋敷レストラ
ン・ブルーエレファント。まず海外で成功して世界各地に支店をもち、タイに帰ってきたという異色の存在。食材にこだわる
王宮料理を中心に地元の食材を生かした創作料理も楽しめます。
おすすめの一つはゴールデンバッグという車エビとカニのミンチを詰めた巾着。皮はパリッと歯ごたえがよく、なかにグリ ーンカレーで味つけしたエビとカニ肉がぎっしり。この贅沢さは海辺ならではと思います。ポピュラーなメニューのトムカー ガイも、具の鶏肉はブラックチキンを使用。この鶏はヘルシー な肉ということで有名で、脂分は少ないのにコクがあります。 思わず、美味い!と感動しました。スープはヤングココナッツの中にサーブされていて、本物のココナッツの実入り。ココナ ッツの実はこりこりしていて美味しいです。ココナッツ好きにはたまらない一品、とココナッツ好きの友人は言っていました。
料理だけでなく、エントランスにあるネオンブルーのバー、 ロマンチックでゴージャスなインテリアなど、なかなかお目にかかれない雰囲気です。
3時~5時30分はティータイム。ホームメイドの トロピカルフルーツシャーベットやドリアンチーズケ ーキ(240B)などで気軽にお茶もいいのでは? 古い町並みを散策して、ここで記念撮影とお茶、そんな観光客も最近増えています。
写真上:ブルーエレファント・パッタイ380B。上品な味付けと大きなエビがごろごろ。下左:トムカーブラックチキン330B。右:フレッシュライムシーバス520B。蒸したスズキのオリジナルチリソースがけ。レモングラスとライムの風味添え。魚の骨はすべて処理済み。身はふわふわで絶品。


(営)11:30~22:30(15:00~17:30はティ ータイム) ☎076-354355 プーケットタウ ンクラビー通り。タウンマップH-9 クーポンをご利用下さい
Salvatore’s - サルバトーレ/ イタリアン
在住外国人にも人気の 老舗イタリアン
タウンの老舗イタリアンレストラン・サルバトーレ。一番の
おすすめはスパゲティ・ボッタルガ。日本でいうカラスミです。
日本でも高級品ですよね~。とくにイタリア・サルジーニャ産
が有名で、オーナーのサルバトーレさんはこのサルジーニャ出身。イタリア産カラスミは生臭さがなく、食感はチーズに似ている感じ。オリーブオイルと鷹の爪にすりおろしたカラスミだけというあっさり仕立てでいただく
でした。サルバトーレさんはプーケット
在住22年。日替わりメニューがあるのも
在住外国人の支持を得る理由でしょう。

営)12:00-14:30 18:30-23:00 日曜は18:30から。 月休。タウン・生鮮市場のロータリーそば。 ☎076-225958
9th Floor bar&restaurant - ナインスフロア バー&レストラン/インターナショナル
シーフードとスイスの名物料理。日本人好みのさっぱり風味
雰囲気と味と値段のバランスがとれている店、それがナイン
フロア。料理の基本はヨーロッパ料理+スイス料理。今回いただいたのは、まず前菜に大きなプリプリ海老とマンゴのサラダ。マンゴは酸味の効
いた種類で、さっぱりとしたフレンチドレッ
シングで和えている。想像しがちな甘い系の仕上がりではない。
(酢豚とパイナップルの組み合わせとは違うと思いますよ)。
メインには人気のメニューから、牛肉のミートストライプス ・チューリヒ風を注文。チューリヒの名物料理で薄切りの牛肉とマッシュルーム、タマネギをホワイトソースで煮込んだもの。 ビーフストロガノフをもっとクリーム仕立てにした感じか。意 外にあっさりで日本人好みです。レシュティと呼ばれる小さく千切りしたポテトをフライパンで固めて焼いたものが、クリー ムソースにとてもよく合うこと。
今回しばらくぶりに行ったら、デザ ートにスイスのアイスクリーム・モー ベンピックが追加されていた。食べた くてもなかなか食べられる所がないのでこれはうれしかった。1スクープが 130B。ホイップクリームやフルーツ でお皿に美しくデコレーションされていた。しっかりデザートで締めて今回 も大満足。立派なワインセラーも備えているのでワイン好きの人にもきっと満足してもらえると思う。
写真上:ミートストライプス・チューリッヒ風(牛肉)620B 写真中:海老とマンゴー、トマトとクリスピーオニオンのサラダ390B


(営)16:00-深夜まで。パトンマップA-3 ☎076-344311 パトン・スカイイン9階
Baan Rim Pa - バーンリムパ / タイ王宮料理
パトンとカリムビーチを一望するパノラミック ビュー。タイ王宮料理でロマンチックディナー
店は重厚なチーク材で造られたタイスタイルのオープンエアー。便利なパトンにありながら、店内からパトンとカリム湾の壮大なパノラミックビューが見渡せるという素晴らしいロケーション。特にサンセットタイムは言葉で言い尽くせないほどの美しさで、ここを訪れる人たちを魅了してきた。
ディナー前の一杯を楽しむ欧米人たちが寛ぐピアノバー。トミーさんのピアノ演奏が流れる。バーはタイで最高のストック を誇り、ワインセラーは権威ある、ワインスペクテイターズアワードを2002年より毎年受賞とワールドスタンダードで一流と評価されている店だ。
料理は、昔、タイの王宮でのみ供されていた王宮料理。見た目も美しいアペタイザーからメイン、デザートにいたるまで、なんと95種類、コースメニューもベジタリアンを含めて4コ ースと豊富なメニューも魅力です。写真右上は人気のメニューのひとつ。プーパッポンカリー(渡りガニのカレー炒め)365B。まろやかなカレーの辛さがいい感じ。これをカオパット(チャーハン)にのせて食べると美味さ倍増。
2008年に創刊されたアジア全域の最高のレストランを紹介する『ミーレガイド』(The Miele Guide)にも創刊以来掲載されています。これはプーケットではバーンリムパのみ。 一度は行っておきたい店のひとつでしょう。


写真左:ヤムソムオー315B。弱い酸味にちょっと苦味のある甘さのポメロのサラダ。車エビとチキン入り。爽やかな南国ならではの味わい。右:ミークロッブ275B。ハーブ入り揚げビーフン。カリッとした歯ごたえを添えのディップで楽しむ。
(営)12:30~23:30 ☎076-340789 パトン・ダイヤモンドクリフ向かい パトンマップA-1
Da Maurizio - ダ モリッツィオ / イタリアン
ニューイタリア人シェフ パオロの本格イタリアン
数々の賞に輝くイタリアンレスト
ラン・モリッツィオは、今シーズン
から多彩な経験と経歴を持つ、イタリア人シェフ・パオロ・フ
ァッダを迎えました。
『人生は料理の途方もない冒険』という パオロはミシュランの3つ星レストランLA PELGOLAのシェ フ、ハインツ・ベックに師事し、その後も世界中を旅してきま した。
最近の経歴はドバイのカマルディーンホテルのイタリアンレストラン・エスカでの料理長。彼はドバイでのことをこう語っています。『ドバイには多数のイタリアンレストランがあり、熾烈なホテル競争が繰り広げられていた。私はできるだけ、純粋なイタリアンを提供することに努めた。そして、エスカを訪れるお客様は、まるでイタリア人家庭で美味しい料理を家族や友人と楽しむかのように感じるようになったのです。』 イタリアン好きの日本人には興味 深い。彼のパッションを是非味わっ てみませんか。
(営)12:30~23:00 ☎076-344079 バーンリムパ並び パトンマップA-1
Joe’s Downstairs - ジョーズダウンステアーズ / タパス&フュージョン

非日常を過ごしてみたいときに。 ジョーズでの昼下がり
パトンビーチの北側。正確にはカリムビーチと呼ぶのだが、その海辺に建つジョーズダウンステアーズに友人と行った。階段を下りるとすべて白で統一されたビーチハウス風のカジュアルな空間が広がっている。友人は海が目の前の、リゾートの王道を行くような風景に感動しているようだった。
『たまにはこんなステキな空間で非日常を過ごすのもいいですね』と彼女が言った。それより前に、違う友人に『今度ジョーズに行くんだ』というと、結婚する前に夫がデートで連れて行ってくれた、と言っていた。そのとおり、ジョーズはそんなデートにぴったりの店。
太陽大好きな人たちが、リゾートの昼下がりをゆるりと過ご す。ドリンク類はものすごく豊富。私はモヒート。友人はジョ ーズオリジナルのパッションフルーツコリンズ。ライムとパッションフルーツの爽やかな組み合わせ。
小腹が空いたのでバハスタ
イルチキンタコスを注文した。バハって西海岸スタイルメキシカンということのよう。なるほど、アメリカの有名なチーズ、モントレ
ージャックチーズがタコスにたっぷり。クリーミーで美味しいチーズだ。3個あって、ボリュームもたっぷりだった。
ジョーズは安くはないが、良質の素材を使った料理をだすので味はかなりいい。 シェフのアーロンは、タイのベストシェフにも選ばれたことのある名シェフ。ちょっとおしゃれして行きたい店だ。写真右:
バハスタイルチキンタコス625B。
(営)12:00~深夜 ☎076-618245 バーンリムパ 並び。パトンマップA-1
Joe Louis - ジョールイス / タイ料理
バンコクの人気タイ料理店、 プーケットに上陸
バンコクでパペット劇を上演していた劇場に併設されていた
超人気レストラン。劇場があった土地の
閉鎖に伴い、レストラン部門がプーケッ
トに今シーズンオープンしました。トム
ヤムクンヘーン(汁なしのトムヤム)と
ヤムパップングローブを。トムヤムは手
長海老を数匹使った贅沢なもの。身にコ
クがあっておいしい~~。汁なしのトム
ヤムクン、初めて食べました。ヤムパッ
プングローブ(揚げた空芯菜のサラダ)
は冷めてもカリカリ。これかなりイケて
ます。なんとマネージャーは三井さんと
いう日本人の方。行きやすいですね。
(営)11:00-23:00 ジャングセイロン☎083-2439227(三井)
(2-3月号-2011)



